プレミアムスキルとは

  • 1.プレミアムとは
  • 時代はプレミアム。
    付加価値、一段上の、他より優れたという意味になります。
    と言いましても人財育成の世界では他人と自己の比較ではなく、自己における過去の自分とこれからの自分との比較、つまりプレミアムとは成長した自己へのごほうびとなります。
  • 2.スキルとは
  • 能力開発。ひとは人により磨かれ成長します。しかしIT化により対人下手が増え最近は業務スキルと個人
    スキルが乖離してきています。
    そこでロバート・カッツのスキル分析をもとに、この乖離を認識しスキルアップに貢献します。

一流の社会人の定義

一流の社会人の定義

三位一体(3つでワンセット)の図・・・これが「一流の社会人」の図です。
別に一流を目指さないかもしれませんが、プロとアマの違い、社会へ出て成功したいわゆる「一流」と呼ばれる人の簡単な分析図です。

《図の解説》

1.スタンス
図の一番下にあるように、その人物の土台となる考え方を示します。
その多くはマインド、つまり心の構えにあると言われ、代表的なスタンスは善人か悪人か、自己中心だけの人か相手中心の思いやる人かなどです。一般的にはWIN−WIN−WINが理想と言われています。
ただし、このスタンスはその人物が子供の頃の影響や今日までの自身を取り巻く環境的要素が大きく、「個人的スタンス」になっています。もしも会社の考えとギャップがある場合、ここに本音と建前が生まれてしまうことになります。

2.セオリー
真ん中に位置しています。ここがないといわゆる「自己流」になります。もちろん自己流も素晴らしいのですが、問題はセオリーを知っているか否かの違いです。例えば野球の試合ではノーアウトでランナーが一塁二塁なら、送りバントか右方向へ打ってランナーを進塁させます。これをセオリーといいます。例外事項や奇襲戦法もありますが、セオリーの有無が重要になります。そして企業団体において、このセオリーが「蓄積・伝承」しているかがポイントになります。

3.スキル
スキルには3つの目指す内容があり、テクニカル(T)、ヒューマン(H)、コンセプチュアル(C)になります。スキルアップという言葉があるように、人物としての成長性が明確に出るところです。もちろん自分で学習する自己啓発という方法もありますが、多くの場合、所属している所の「教育体制」で差が大きくなります。